症状が現れているところから意識を離してみる

ここ最近は素直なカラダの反応をする新患さんが増えていて助かります。
でも油断できない。いつ強敵が現れても対処できるようにしておかないと。

今回は久々に順調にいった例
いつもこうだと良いのですが…。

フジの加藤アナ似のSさん。
子どもの頃から歯ぎしりをするようで、ほぼ毎日頭痛に悩まされる。

立位のチェックでは股関節の捻れからその歪みが上半身に伝わっている。
顎関節と股関節の歪みはほぼ一緒ですからね。

ということで顎だけやっても長持ちしません。
股関節をニュートラルポジションで安定できるように、まずは下半身から。

子どもを預かってくれる方の都合で10日後に2回目の施術。
本当はもう少し短い間隔が良かったが仕方ない。頭痛は週の半分以上。

でも、運転していて膝が正面を向いていないことに気づく。
ようやく意識が首・肩から離れてくれたか。

一度も目を覚まさずに朝を迎えることがないくらい眠りが浅いので、枕の目安を伝え家で調整してもらう。

3回目も10日後。なかなか初めは枕がしっくりこず、いつもと違うところへ頭痛。
その後は少しずつ馴染んできて頭痛は4回に減る。

4回目は2週間後。
体操もしていただきながら枕がビッタリ合い、頭痛は晴れてゼロに。

眠りの質も良くなり朝まで一度も起きずにOK。
ご主人が言うには歯ぎしりもしてないみたい。

良かった良かった。これ以降はメンテナンスで大丈夫。

本人の努力が回復の早さに現れた例です。
夜泣きをしない親孝行なお子さんだったのもプラス要因。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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