こだわりを捨てると人生楽に生きられるのさ~

今回のセミナーでも多くの気づき・学びがありました。

春の陽気で眠くなる時期ですが、そんな隙も与えないくらい講師の先生の言葉をキャッチするのに脳が必死になります。

 

「カラダは間違っていない、間違っているのは意識」

 

過去に実際にあった事例ですが、階段を下りる時に膝が痛いので、いつも手すりに掴まりながらゆっくり下りていた患者さん。

ある朝、地震が起きて2階の寝室から1階の台所のガスの元栓まで一気に駆け下りていきました。

落ち着いてから「あれっ? 今わたし普通に階段下りられたわね」

頭が『主』で体が『従』になってしまうと壊しやすいカラダも、その逆なら楽に動けます。

五十肩でも同じような方がいますね。

それに気づいた時、素直に今までの「こだわり」を捨てて新しいカラダの使い方に移行するか「いや、待て待て」と以前の壊しやすい使い方を思い出そうとするかでは回復の差が歴然です。

「捨てる」というより「諦める」の方が優しい表現かな。

樹木希林さんが過去に全身にがんが転移しても、あっけらかんとしたあの調子だったのはどこかで吹っ切れた(諦めた)んだろうか。

こだわりを捨てる

私は自他共に認める「こだわり」の強い人なので今までいろいろと苦労してきました。

それでも歳を重ねているうちに少しずつ「こだわり」を捨てられるようになった結果、不思議なことに今が一番楽に生きられています。

がんとは全く次元の違う話ですが私は20歳代前半まで身長を伸ばそうと牛乳を毎日ガブ飲みしていました。

ずっと続けていたものの一向に伸びない身長に「もうやーめた」となり諦めちゃいました。

すると、それまで飲む度にお腹がパーンと張っていたり常にあった腰の鈍痛が軽くなったのでした。

これが内臓系からくる腰痛に気づいた出来事でしたね。

今ではそれを理論的に話せますが当時は新鮮で驚きでした。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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