そのやり方はNGかも 不妊症と逆子に対する考え方

あなたは礼儀を重んじ、真面目に生きる性格でしょうか

日本は世界一不妊治療を受けている女性が多い国です。
ですが、その治療による出生率は世界ワーストなんです…。何故でしょう?

それは客観的にみても日本は「世界一真面目な国」だからではないかと考えます。


自分に厳しく真面目な生活を送っていますと、自律神経は交感神経優位になりがちですね。
その結果、子宮や卵巣を含めた内臓機能低下を招いてしまうことに繋がってしまいます。

ひと言に「不妊症」といっても原因は様々です。女性だけの問題ではなく男性側に問題がある可能性も多々ありますよね。
何はともあれ最初の出発点はクリニックの受診になるわけです。

受診された方は既にAMH(抗ミュラー管ホルモン)の値は測定されたと思います。
と同時に「その値が高いから妊娠しやすいわけではない」という説明も受けていると思います。

真面目で頑張る人は妊娠しにくい

これは当院にいらっしゃる中で不妊に悩まれる方の最初の印象です。そこから徐々に考え方が変わって楽観的になっていった頃に無事ご懐妊というパターンが多いです。

何を行ったかといえば脱力する姿勢を覚えてもらって頑張ることを諦めてもらったことですね。
そこに妊娠しやすいカラダを作る内臓の施術を加えたくらいなものです。
施術者側の影響力なんて1%も無いと思っています。99%が妊活される方の力

ファスティング(断食)が効果的です。
ヒトや動物は飢餓状態で生命の危機を感じると「子孫を残さなきゃ!」という能力が発動しやすくなります。

栄養状態がよろしくなかった昭和の時代は子だくさんでしたよね。
ぜひ、ご夫婦でファスティングを試してみてください。

以下は一部「そんなの聞いたことない!」と思われることが多々あるでしょう。
疑って目を通すくらいがちょうどいいと思います。始めから鵜呑みにしないといいですよ。

子宮を温めてはいけません

「はぁ~?」 なに血迷ったことをのっけから言っているんだ!とお思いでしょう。
どんな妊活の本にも「冷えは大敵! まずはカラダを温めましょう」と書かれていると思います。


でも、普通に考えてみてください。卵子や精子の冷凍保存はあるんですよ。それくらい卵子や精子は冷えにめっぽう強いのです。
毎年しも焼けになるくらいの冷え性の方でもご懐妊された例もありますから。

逆に高熱には一気に弱くなってしまいます。
卵子は38℃、精子は40℃で死滅すると言われています。
卵子が一番活発なのは35℃という説もあるくらいです。

下腹部を重点的に温めてしまいますと脳は「いつも温かいから問題なく血液が流れているだろう」と錯覚します。
逆に温めないことで自ら発熱できるカラダになっていきます。この考え方が大事。

誰でも冷凍庫から取り出したばかりの氷を指先で触り続けると「冷た~」と手を引っ込めたくなりますよね。
でも、そのまま我慢していますと指先の血流が豊かになってジワ~と温かくなってきます。
防衛本能で冷えを感じた部分は脳が優先的に血液を流してくれるのです。

それでも「寒いのは嫌」という方は鳩尾(みぞおち)や仙骨(骨盤の真ん中の骨)の上を温めるのがよろしいかと。下腹部を温めるのを避けられれば大丈夫ですよ。

元気な卵子を作ろう

そのためには最低限、内臓が元気でなければいけません。
脳下垂体前葉から分泌される成長ホルモン(細胞修復ホルモン)が重要になってきます。このホルモンがちゃんと子宮や卵巣に届くように。

ただし、成長ホルモンが届く臓器の優先順位があります。 肝臓、心臓、腎臓が優先です。
ある意味、子宮や卵巣といった臓器は無くても生きていけますので後回しになります。

ちゃんと優先順位の高い臓器が整ってきますと、ようやく成長ホルモンが子宮や卵巣に届きます。順にそこが整ってきますと卵巣の血流が改善されていきます。
そして全身が良くなっていかなければ卵子も良くなりません。

『温める=血流改善』ではありません。
血液は心臓と子宮・卵巣だけで行き来しているわけではありませんので。
手足や頭部も含めて循環しているのです。

忘れてはいけない“男性の精子力”

ここ数年で男性型の不妊症も増えてきました。
当院でもその悩みの方が増えてきましたが女性の問題よりは改善しやすい傾向です。

2017年の調査結果では欧米人の精子の数がこの40年で半減したとのデータがあります。
もっと酷いのは日本人の精子の数が先進国で最低レベルということ。
ファスティングも大事ですが精子の産生にはブドウ糖が必須です。
ハチミツ等の良質な糖分を積極的に摂取していきましょう。

どうしても気になってしまう「数」ですが、これだけが原因ではありません。
活発に動けない精子はDNAが傷ついており妊娠しても流産しやすい等。

昭和に比べると外で働くより内勤(デスクワーク)が間違いなく増えています。
熱に弱い精子は長時間のデスクワークで睾丸が保温状態になってしまいます。
そして座りっぱなしは全身の血流も悪くさせてしまいます。

トランクスとブリーフ、どっち派?

ハーバード大の研究で「ゆったりとしたトランクスをはく男性は、ブリーフなどキツめの下着を好む男性に比べて精子濃度が高い」という結果が出ました。

調査はトランクス派のグループとキツめの下着派を比べました。
精子濃度は25%、精子数が17%、運動精子の数値が33%、いずれもトランクス派のほうが高い結果でした。
身につける下着の違いだけでも精子力が変わります。

他には精子力アップのために食事改善や睡眠時間の確保はもちろんですね。
気をつけたいのは過剰な禁欲。新鮮な精子を送り届けたいので溜めすぎも良くありません。

だいたい2日間あれば元通りの数になります。
作りたてが一番元気ですからね。
肉や魚と違って熟成されないんですよ。

タイミング法のために基礎体温計を

ある程度精子を迎え入れる状態になったのなら、後はふかふかの布団を準備するだけですね。


たまにガソリンスタンド等で旗を振ってお店に入れようとする「おいでおいでー誘導」がありますが、入りたくなりますか?
一部の警戒心が強い人は誘導されるがまま入ってしまうのを避けるようです。

もし、上の世界からこっちを見られていたら「あれっ? あそこのママ、いつも焦ってソワソワしているよね」と思われるかも。
それより「寝心地が良さそうな ふかふか布団(子宮)だな~」と思わせれば上から下りてきてくれるかもね。

タイミング法として基礎体温を計測し続けて、あなたの体内リズムを理解しましょう。
排卵3日前~1日後までがチャンスです。
卵子の寿命は6~12時間、精子は2~4日ほどと言われていますので。

一番妊娠の確率が高いのは排卵日の2日前です。
ただ、ヒトのカラダは機械ではありませんので微妙にズレるでしょう。

卵子・精子の寿命と排卵のズレを考えて計算しました。
最適なのは排卵予定日の6日前、4日前、2日前の3回です。
男性の皆さん、頑張りましょう!

何せ不妊治療は女性に比べて男性の負担量は圧倒的に少ないんですよ。
排卵日に関わらず最低でも週に1回は新しい精子に交換しておきましょう。

たったの1,000円で幸福が訪れるかも

ここまで私のつたない文章を読んでいただいた方へとっておきの方法をお教えします。
それは親戚でも友人宅でも産後1年未満のご家庭へ手土産持参でお邪魔させてもらうことです。

まったくもって科学的根拠はゼロですが、世の中摩訶不思議なことは多々あるんですよ。
結婚して3年、何の兆候もなかった方ですが、妹夫婦に子どもが生まれ、そのお祝いに訪れた2カ月後に妊娠検査薬に反応出たりね。

今までいろいろな方のお話を伺って思ったのは、夫婦で訪れたほうが確率が高いことです。
特に女性は生まれたての赤ちゃんを抱っこすることで体内で様々な変化が起こるのは想像できると思います。
その光景を間近で見ている男性側にも何か見えない力が働くのではと個人的に考えています。
0歳児を担当する保育士さんが「最近自然に母乳出てくるのよ~」というのは、あるある話です。

逆子への考え方

これは赤ちゃんの言い分がどこにあるのか?です。


左右の肋骨が硬すぎてクルッと回転しようにも回転できない理由もあります。
またはお腹の上のほうにスペースがありすぎて居心地いい状態なのかもしれません。

もう一つ逆子になっている方の共通点があります。肋骨の硬さと関係しますが呼吸が浅いことです。

呼吸が深ければ横隔膜が上下に大きく動きますので頭が上にあったら何度も圧迫されて嫌がります。それが浅い方は圧迫させられないので正常な位置に促せません。

ひだまり整体院では安全第一に肋骨周辺の筋肉を施術します。
逆子は強引に戻すという考えではなく「頭は骨盤側のほうが居心地いいよ」と思わせるのが目的です。

私の娘も一時的に逆子になりましたが最終的には空気を読んでくれたみたいで普通に生まれましたよ。

 

 

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