ホメオパシーのホントのところ

ホメオパシーとは、「その病気や症状を起こしうる薬(や物)を使って、その病気や症状を治すことができる」という原理のもと、1796年にザムエル・ハーネマンが提唱した代替医療。

 

ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されています。それを「効果がある」と称して治療に使用することは厳に慎むべき行為です。このことを多くの方にぜひご理解いただきたいと思います(ホメオパシーについて十分に理解したうえで、自身のために使用することは個人の自由です)。

平成22年8月24日 日本学術会議会長 金澤一郎

果たして本当にそうなのでしょうか?
2年前にホメオパシーの臨床試験(ランダム化比較試験を含む)を解析した論文が発表されました。

ランダム化比較試験とは最もエビデンスレベルが高い研究デザインとされています。

ホメオパシーの有効性:あらゆる適応症に対するランダム化プラセボ対照ホメオパシー試験のメタ分析の系統系レビュー

結果的にホメオパシーのレメディー(治療薬)とプラセボの効果との間に有意な差があることが明らかにされました。

つまり日本学術会議会長の発言は、何のことはない個人的発言の域を出ない「お気持ち」に過ぎません。

アチコチにアンテナを張る

こんなのは一例に過ぎません。
団体のトップに居る医師は自分たちが信仰している医療以外を決して認めたくないのです。

だから芸能人がガンを患って代替医療で亡くなると徹底的に叩きますよね。
スタンダードな治療(抗ガン剤等)を行っていれば延命できたのに…とか。

世の中には代替医療によって寛解したガンは数知れず存在します。
それでも大手メディアが報じなければ「存在しない」と一緒。
だから未だに日本では抗ガン剤治療が筆頭となるわけです。
これは金儲けではなく医学部で教えられるままに信じて疑わないため。

MRI検査やたら勧める医師には気をつけろ 不要なのに「念のため」この言葉にはウラがある

医師アンケートに基づく過剰医療の実態に関する研究

 

 

 


約4割の医師がカネのために無駄な医療を勧めている現実なんですよ。
はっきり「No!」と言えない日本人の性質を上手く利用しています。

私が知る中では寝違えで整形外科を受診し、頚椎のX線を11枚撮られた方。
放射線被曝を考えたら、まだ上記のMRIのほうがマシかな~

病院の食いものにされないためにも根拠のあるデータを自ら調べてみましょう。
ただし、健康情報の約半分はフェイクと思って防衛していかないとコロッと騙されますのでご注意を。

ABOUT ME

| 開業18年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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