今回の休暇の一番の目的であるY先生の施術を受けてきました。
歩き疲れた私は予約時間の20分前に着いて待たせてもらうことに。
満足そうな顔で終わったばかりの患者さんが次回の予約を取っていると…。
「息子の分の予約も取っていって良いかしら?」
「いやー息子がね、最近ようやく食べるようになってきたの。今までは暗い顔して起きてきたのが今では〈お母さん、ご飯まだ?〉と言うようになってね」
「本当に先生のお陰です。私の中では第二の父親なんですよ」と。
私は患者さんのフリをして聞いていましたが、これは良い信頼関係です。
いつか私も言われてみたいですね。
前置きが長くなりましたが、私のカラダのレベルアップを妨げている眼球の緊張を取っていただく施術です。
勝手に緊張しているわけではなく頭蓋骨の一つひとつがミシッとくっついていて眼球の動きを制限していたんですね。
それの一つひとつ動きを独立させていくと「あー眼ってこんなに楽に動かせるんだ」と同時に吸気で肋骨が前後左右に均一に膨らむ感じが分かります。
この状態をキープするには私自身の更なる勉強が必要になってきます。
何とか来月まで結果を出さないと!
結界のある山
少し話しをする時間があったので前日の雲取山の疑問を訊いてみますと…。
だいぶ前からY先生はその辺りをクルマで通る度、感じていたそうです。
某地区では本来なら人間が入ってはいけない場所まで開発を進めてしまい、動物との境界線がなくなったそうな。
いわゆる結界というのがなくなったみたい。人々が山に対する信仰をしなくなって動物だけではなく山も怒っているのではと。
そうか、いつも山に行くと「あっ今空気が変わった」という瞬間があるはずだったのが今回はないまま山頂に登ったんです。
山に限らず神社や仏閣でも、感受性が高い方には結界に入った瞬間の感じが分かっていただけると思います。
整体に限らず他の分野でも持っている知識の豊富さに脱帽です。