うつは生存戦略の一つ だから特別扱いしない

「こういう性格の人は大丈夫」と思っていた方が最近うつ病になった。
うつは誰にでも起こり得る病なんだな~

出勤するために着替えて後は玄関のドアを開けるだけなのにカラダが動かない。
無理やり動くと涙が止まらなくなる。
魂レベルで出勤を全拒否!

心療内科で診断を受けたが投薬治療に引きずられなかったのが救い。
どっぷり向こうの世界に浸かってしまうと現実世界に戻って来られなくなる。

初期のうつ症状を持つカナダ人約1,200人を対象に行われた研究がある。
抗うつ薬を服用したグループでは19%が長期的なうつ状態に移行。
投薬治療を受けなかったグループでは9%のみが移行。

うつをネガティブにとらえない

うつはヒトに備わっている生存戦略の一つと考えている。
それは“今”を生きている子どもや動物は発動しにくい。
良くも悪くも大人の脳は“未来”を想像できてしまう。

ヒトは与えられた役目を終えるまで簡単に死ぬわけにはいかない。
だからその手前であの手この手を使って休ませようとする。
この症状がヒトによって違うわけだ。

ガンガン割れるような頭痛。
立ち上がれないめまい。
キシキシ引きつれるような腹痛。
寝違えやギックリ腰。

大抵の方はそれで寝込んでくれる。
脳は「これで死なずに済んだ」と回復に専念するだろう。

うつを含め精神疾患も上記の中の一部。
何ら特別なことではなく選択肢の一つというだけ。

だから下手に動こうとすると涙を流してブレーキを踏む。
こうなったらカラダの反応に逆らわず素直に休息のみ。

現代社会は大脳新皮質の比率が高くなっている。
たまには本能を発火させるように大脳辺縁系も刺激していかないと。

縄文時代に戻って裸足で草むらを歩くのも効果的。
ヒトの先祖は元々動物だったと忘れてはいけない。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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