庭師さんにイロハモミジを剪定してもらっています。
毎年「いや~ 横堀さんのところの木は伸びるの早いなー」と言われます。
猫の額ほどの土地で無農薬栽培をやっていますからね。
その養分が樹木にも吸収されているのでしょう。
ミミズも太く長く成長しています。
上記の庭師さんは先月別の家に行ったとき、枯れかかっているカエデを見たそうです。
「奥さん、これどうしたの? 去年は元気だったじゃない!?」
カエデはそう簡単には枯れないので疑問に思い訊きました。
「何もしてないのよ、勝手に枯れ始めて…」
でも、庭師さんの眼はちゃんと捉えていました。
5m先の雑草が赤茶けて枯れているのを。
そう、確かにカエデには直接何もしていません。
おそらく家主が雑草へ振りかけた除草剤を間接的に吸収してしまったのだろうと。
人間の眼には土の表面しか見えていません。
しかし、樹木にもよりますが地下では木の高さと同じくらい根が伸びているといわれます。
整体でも同じようなことがあります。
なかなか改善しない足の問題が、実はおでこの部分が原因っていう場合があるのです。
一見関係なさそうに見えるところが繋がっているんですね。
部分ではなく全体で物事を見る癖を養いましょう。