総合診療医は病気を診るのではなく患者さんを診る

NHKで放送中の『総合診療医 ドクターG

普段あまりテレビを観ない私が毎週欠かさずチェックしています。

患者の病歴・問診などから病名を解明していくのが総合診療医。
たまに聞く「あの先生は目を見て話してくれないのよ」とは真逆の医師ですね。

現役の総合診療医が実際に関わった症例の再現VTR(所々にヒントが入れてある)を4人の研修医が観て討論し、病名を絞り込んでいく流れ。

前回は「だるい」というテーマ。
39歳(男性)のスーパーマーケット店長がある病により、だるさを訴える。
果たしてその病名は?

「だるい」という症状は整体でも良く聞く症状

単純な自律神経の乱れではなく、問診の時点で何か引っかかる所があれば別の医療機関を勧めなければなりません。

ちなみに今までの『ドクターG』で私は一つも当てたことはありません(苦笑)。

今回も「忙しさのあまり、お見合い当日に久々に歯磨きをしました」というヒントは「何かありそうだなー」と思っても、それが「だるい」に繋がる病名は分からなかった。

その前の放送「熱が下がらない」でも巫女のアルバイトと「オウム病」という病名はさっぱり繋がらなかった。そこに至るまでの問診はさすがです。

今回の総合診療医は若い研修医に向けて良いことを言っていました。
以下にそのまま記します。

「患者さんを診るという事に関して」

我々は病気を診るんじゃない、患者さんを診るんですよ。
患者さんを診させていただく。そういう係わり合いをぜひしてほしい。

そういう係わり合いの中から、辛くても苦しくても、前に進んで行こうという素晴らしいものを患者さんから受け取らさせていただく事が出来るんですよ。
それが医師です。

こんな先生が増えてくれたら日本の医療の未来は明るい
若い研修医に期待ですね。

さて、明日の放送予定は「肩が痛い」
これまた整体では良くある症状です。

20歳の女子大生は一体どんな病魔に脅かされているのでしょうか。
展開が楽しみです。

ABOUT ME

| 開業18年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

SNSでもご購読できます