家電量販店の方に「エアコンのフィルターってどの頻度で掃除してますか?」と訊かれました。
私はわりとマメなほうで月に2回はしています。
ところが、理想的には週に1回ということらしいです。
そしてフィルターの掃除の仕方が間違っていました。
私がやっている“掃除機で吸う”じゃダメみたいなんです。
最近のフィルターは結構網目が細かくて何度も吸込口で摩擦させると繊維が毛羽立ってしまうんです。
毛羽立つと更に埃が詰まってしまいエアコン能力が落ちてモーターに負担がかかり寿命を短くしてしまうという理由から。
最適な方法はシャワーのぬるま湯をフィルターの裏から当てるということです。
そして完全に乾かして再装着するとバッチリ。
濡れているとそれだけで埃が付着しやすいですから。
納得です。
プロのお話を聞けたことでエアコンが長持ちできるかもという気持ちになりました。
家電屋さんにはフィルター自動お掃除機能がズラッと並んでいますが、ここで私の性格が邪魔をします。
機械を信用しない
たまに食器洗い機のような「文明の利器に頼ってもいいんじゃない」という、もう一人の私の声も聞こえてきますがね(笑)。
そもそも機械を完全信頼していないので自分の目で見るのが一番だと思っています。
例えば掃除機では吸ったのが見える透明のダストカップがいいわけです。
メンテナンスの仕方をちゃんと伝えるというのは整体にも言えています。
私のように良かれと思ってずっと掃除機でエアコンのフィルターを吸っていたら、ちゃんとしたやり方よりも寿命は短くなっていたはずです。
結構多いんですよ、良かれ思ってカラダにとって悪いことを続けてらっしゃる方が。
家電と違うのは万人に合うやり方は無いってことです。
たまに情報誌の媒体から「読者の皆さんに勧めたい健康法」などのテーマで依頼が来ますが「すみません、万人向けの方法は知らなくて」とお断りしています。
同じ方法でもAさんには効果大なのにBさんには逆効果になってしまうこともあります。
だからヒトのカラダって面白いんですけどね。