施術後の安定感が維持しにくい方の特徴(思考)

何十という治療院を経て当院にいらっしゃる方が今年は多いです。
話しを聞いてみると改善が安定しない理由が見えてきます。

「いろいろな施術を受けてみたい」という興味本位で移るならいいんですが…。
これはこれで施術者にとっては楽しい時間ですよ。
「1回こっきりですよ」と言っていただければ深い層まで見なくていいので楽ですから。

ただ、1~2回施術を受けても効果が持続しないからという理由ではどうでしょう。
ぶっちゃけ手技療法家の立場から言わせてもらえれば「そりゃ当然だわな」

エベレストのような高い山を目指す場合に『ベースキャンプ』という言葉をよく耳にすると思います。
簡単にいえば食料など必要物資を蓄えて、登山を開始する根拠地となる固定的な施設です。

一日では頂上まで登れませんから途中いくつかのベースキャンプを経て計画を立てるのです。
天候が不安定な日が続けば、そこに数日待機することもあります。

施術後の安定を維持してもらうにも そのベースとなるものが備わっていなければ難しい

カラダに変化を与えようにもボロボロの状態ではその変化を受け入れるベースが無いので、すぐに戻ります。
どんな症状であれ土台の足をちゃんと安定させてベースを作ることから始まります。

そこから本当の意味で変化(備蓄して登山開始できる状態)を感じられるには3回は必要かな。
1~2回ではベースキャンプが完成していませんから、そもそも登り始めてもいません。

冷たい言い方ですが、本気度が高い人ほど最低でも短期間で3回通える時間的猶予がない状態なら整体を受けないほうがいいと思います。

1回こっきりと違って変化を与える施術なので、先を見越して敢えてバランスを壊したりするからです。そこから土台を再構築して安定方向に促すためです。

不安定の中の安定(かなり余裕がない状態)を探り探り慎重に生活している方に適応します。
それができないと時間とお金の無駄になってしまうだけですよ。

今回のセミナーでは約1年ぶりに私がデモとして施術を受けることに。
心臓を覆っている心膜の施術なので、ある程度カラダのキャパがある人でないと起き上がれなくなることもあります。

施術が終わると「肋骨って骨だっけ?」という感じでふにゃふにゃ。
押されると直接心臓を触れられている感覚です。

心膜のロックを外されると一気に血液は末端まで流れていきます。
手指なんかはありえないくらい滑らかに動きます。
今ならフランツ・リストの「ラ・カンパネラ」が弾けそうだ(笑)。

 

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