起床時から腰痛が始まっている

右の坐骨神経痛と整形外科で診断された方。
病院の治療では限界を感じてカイロプラティック院に通院していたそうです。

そこではアジャストメント(ボキボキ)を受けて大まかな痛みとシビレは緩和。
骨の位置もそれで「正常になった」と言われ終了。

でも、臀部の痛みというかモヤモヤが常にあってスッキリせず、何より起床時から腰痛が始まっているのが辛いとのこと。

そんな悩みをランニング仲間に相談していたら、ご紹介でご来院されました。
立った姿勢の第一印象は極端な胸張りと反り腰。

何も緊張する必要のない胸や腰の筋肉が立っているだけで疲れそうです。
厄介なのは「その姿勢がいい」と何十年刷り込まれてきたので緊張している自覚がないこと。

そういう場合は上半身の施術だけで改善しませんので足からの安定を作ります。
特に左の股関節がグラグラで、これでは右脚を使いすぎて坐骨神経痛にもなりそう。
(実際なったわけですが)

2回目の施術後からようやく下肢が鉛直方向で安定してきました。
起床時からの腰痛もこの頃から開放されてきたようです。

残りは胸張りと反り腰です。
ヒトは膝を曲げると自然に上半身が脱力します。
そこまではいいのですが膝が伸び切る直前で、なぜかスイッチが入ったように腰が反ってロックします。

立つ=腰は反って胸を張る
これが正常だと脳が認識しているんですね。

う~ん・・・これは刷り込みが強すぎてカラダの感覚だけでは難しい。
眼から情報を入れて記憶の上書きが必要です。

アイテムは鏡

脳が描いている理想的な立位と実際の位置が違うことを認識させます。
最初は鏡に対して横に立って、顔だけ鏡を見ながらゆっくり膝の屈伸をします。

それに慣れてきたら顔は正面を向いて自力で理想的な位置を作ります。
「これで合ってる」と思ったら顔(目線)だけ鏡を向いて一致しているか確認。
脳内と実際の位置が合っていたらOK。

4回目来院時までハーフと耐久レースがありましたが、筋肉痛にもならず快調に走れたそうです。
坐骨神経痛の症状も再発していないようで安心しました。

どんな症状でも痛いところ(患部)は使いすぎて組織が膨張しています。
そこが悪いのではなく「誰のせいで働きすぎているのか?」という目線で見られるかが鍵。
上記のような姿勢に問題ある方がほとんどです。

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