内臓系の視点から特発性側弯症を考える

これまで何度か側弯症について触れてきました。
今回は内臓系からの視点で見ていきましょう。

特発性側弯症は10代前半である思春期の痩せ型女性に多い症状です。
ということはエストロゲン濃度が高まる時期ですね。
このエストロゲンが骨組織を一時的に破壊してしまうことがあります。

そして思春期の女性は体重を意識するころですね。
誤った糖質制限をしてしまうとコルチゾール分泌を高めます。
このコルチゾールが骨の変形を促してしまいます。

また、日焼け止めを塗りたくることでビタミンD欠乏になりがちです。
このビタミンD不足も骨軟化症等のリスクを増大させます。

思春期特発性側弯症の発症と重症度における各種ホルモンの役割

余談ですが、粗悪な日焼け止めを塗ることで皮膚がんのリスクも高めます。
これじゃ本末転倒ですね。
皮膚も内臓だということを忘れず成分表示をチェックしてみましょう。

内臓系から特発性側弯症を見ると、エストロゲン過剰・コルチゾール・ビタミンD欠乏によって引き起こされることがあります。

 

個人的に特発性側弯症は姿勢・運動・食事で発症を防げると考えています。
だからこそ保護者の理解と協力が不可欠なのです。

ABOUT ME

| 開業18年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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