スキーで人生初のむち打ち症を体験する

完全な油断ですよ。
まさか宙に浮くとはね。

その日、米沢スキー場は小中高のスキー授業で賑わっていました。
連日氷点下だったわりには降雪なくバーンのコンディションはイマイチ。
それでも日差しはあったので気持ちよく滑っていました。

天気予報では「午後から低気圧で荒れる」と言っていた通り昼過ぎから吹雪いてきました。
こうなることを予想して朝から4時間ぶっ続けで滑っていたのです。

ガスってて更に吹雪で視界は2mくらい。
しかも各コースに小中高生が散らばっていて接触は避けたい。

顔に当たる雪が痛いくらいだったのでリフト半日券の残り1時間を捨てて帰ろうと決めました。
で、最後のコースに選んだのが唯一誰も滑っていなかったダイナミックコースだったわけです。

ゲレンデでは油断大敵

滑りながら「しまった」と後悔。
日差しのあった午前中に滑っておけば・・・と。

一つのコブをクリアしても次のコブがガスってて見えない!
それでも何とか慎重に最後までクリアしました。
はぁ~ やれやれ。

4時間ぶっ続けですから大腿四頭筋は限界で、気持ちはもうロッヂの温かい飲み物に傾いていました。
そんなメンタルのところにダメ押しのコブがっ!!


「何故 コブがそこにあるんだぁ!?」
必死に体勢を立て直そうと悪あがきをしようとしましたが間に合いません。
斜めにコブへ進入してしまい空中で半回転。
バランスが崩れてスキー板はビンディングから外れ左肩から着地。
左後頭部をしたたか硬い雪面に打ち付けてしまいました。

こうなるとすぐには立ち上がれないもんですね。
体もメンタルもボロボロ…。
アホかー、なんでこの状況でダイナミックコースを選ぶかなぁ?
悔やんでも仕方ないので、ゆっくりロッヂまで降りていきました。

自分でむち打ち症に対処

家に帰って早めに入浴。
左斜角筋が異常なくらいガチガチ。




ここでワンポイント。
むち打ち症はその日か遅くても翌日に対処しておくと後遺症が残りにくいです。
代表的なのがバレリュー症候群
以前、東京で担当していた方がいらっしゃいましたが、あれは辛そうですよ。
何年も引きずりますからね。

私は3日続けて入浴中に強張っている部位を念入りに解いて対処。
4日目からはイメージ通りに首が回せるようになります。
完全に違和感が消えたのは6日目。
セルフケアでは全身のバランス調整ができないので、このくらいの日数が掛かりました。

本当は手首・足首も調整できると早いんですけどね。
“首”が付く漢字は繋がっているんですよ。
カラダは部分ではなく全体で見てみましょう。

ABOUT ME

| 開業18年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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