良かれと思って行ったストレッチが時には傷を深くすることも

先日お越しになられた若い患者さん。

2週間前に腰痛で自分で何とかしようと腹筋トレやストレッチをしていたとの事。
でも良くならずにご来院。

どう見ても筋肉がダメージを受けていて完全に防御体制に入ってる。
この状態でカラダを動かしてもそれは良くならないでしょうという感じ。

ダメージということは例えると筋肉にキズがついている訳ですから、それを伸ばしたり負荷をかけてしまっては益々キズが深くなるばかりです。

防御体制というのはカラダが「動くな!」と言っている訳で、その動かない間に傷を修復して回復を早めています。

犬や猫が体調悪い時にご飯も食べず、ただひたすら寝ている感じでしょうか。

無理して食べて消化活動の方に体力を奪われてしまっては本来のキズの回復は遅れてしまうのを本能でわかっているのでしょう。

これから春を迎えるにあたり急に気温が高くなる日があるでしょう。
すると寒さで眠っていた筋肉が突然動き出します。
毎年急性の症状が出やすい時期です。

起きてしまったら時には動かない方が回復を早めることもあります。
そうならないよう日頃からケアしていきましょうね。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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