食べすぎ、飲みすぎ、考えすぎ・・・なんでも「すぎる」はよくないですね。
ご来院されている方のご主人は病院が大好き。
テレビで「こんな症状に当てはまりませんか?」と放送があると心配になって翌日に駆け込み。
そして新しい薬をもらったと喜んで帰宅してくるらしいです。
ある時、検査のため総合病院に行くと若い大学病院の先生が担当に。
病院が大好きなのでペラペラと今までの経緯を話すと、それに疑問を持った医師が薬のリストを要求。
お薬手帳を見ると「これとこれは同じ効果だから」などのやり取りをして1/3の量になったらしいです。
今まで10数種類の薬を飲んで症状が改善されなかったのが減らしたら逆に調子がよくなったそうで。
肝臓での解毒作用はそのまま内臓の疲れになりますのでカラダも疲れますよね。
そうやって身をもって体感したはずでしたが元の病院に戻ったらまた同じ薬の量に戻ったそうで・・・。
以前はあまり耳にしなかった逆流性食道炎ですが最近よく聞きますね。
いろいろな原因があるみたいですが。
ある医療関係者から血圧の薬によって血管だけでなく胃の噴門(平滑筋)をも緩めてしまうらしいと。
すると普段は閉じているはずの噴門が開いてしまい逆流してしまう例もあると。
これが薬によって更なる病を作ってしまうパターンの一つですね。
こうなると予防医学のはずが結果的に医療費の高騰に繋がってしまうわけです。