病院の面会制限は「神の声が降りてきた」だけでやっている

医者は科学的知見を臨床応用する学者である。
しかし、現実的にはどうなのだろうか?

現在、米沢市立病院では入院している方への面会を制限している。



いろいろツッコミどころはあるが、まずはジャブから。
米沢市が常時受け付けている「「市長への手紙」はご存知だろうか。
私は弱いカードから切ってみた。


現在、米沢市立病院では入院患者への面会制限(時間や人数)を行っております。
医学は「エビデンスに基づく医療」で成り立っています。
当然その制限を行うためにはそれなりの科学的根拠があるのでしょう。

民間病院なら「どうぞご自由に」ですが、公的機関なら公平公正が基本となります。
可能なら情報開示請求を望みます。

患者との接触に関して病院で働く医療従事者と一般市民の違いは何があるのでしょうか?
もし「人数や時間の増減によって感染率が変わる」といった医学論文があれば世界初です。
ぜひ、市立病院がエビデンスレベルの高い「ランダム化比較試験」を行い、世界に向けて堂々と発信していきましょう。

これに対する返答がこちら。



百歩譲って6年前の今も上記のような面会制限をしていたのであれば理解できる。
例えば過去10年間の感染症発生動向調査がある。



10年前、9年前、8年前、7年前、いずれも現在よりインフルエンザの罹患者数が多かったわけだが、面会制限なんかしてなかったわけよ。

“入院患者の安全確保”
安全”はなんとでも受け取れるね。
“感染”から守る、“暴力”から守る等。
“命”を盾にすれば、どんな反論も受け付けない便利な言葉。

5年前から突然、入院患者が襲われる事例が多発したのだろうか?
奇声を上げながらパンツ一丁で暴れ回ったり、刃物を振り回したり。
そんなわけはない、単にコロナ騒動が始まっただけ。

医療従事者と来院者の違いについて記載されているが、苦しいね。
感染対策を徹底しているわりには、今冬の感染症の罹患率は一般企業より高いだろう。

まぁ ここまでは想定内。
用意していた2枚目のカードを切ってみよう。
手紙に書いてあるように公文書開示請求してみた。

公的機関はいつも「国は…」「国が…」と「自分たちは従っているだけです」と逃げるので、それを逆手に取ってどんな反応をするのか試してみたかったのである。

4年前に一度手続きしているので難しくはない。
教育のプロが生徒の前で平然と嘘をつく実態

突然“セキュリティ”と言い出したぞ

厚生労働省は昨年10月に医療機関における面会についての事務連絡を発出した。
ぜひ、一般の方も全文を読んでいただきたい。
その一部を以下に抜粋する。

新型コロナウイルス感染症:施設内感染対策

3. 入院患者への対応
2 面会の考え方

面会は患者・入所者やその家族(家族以外の介護者,患者・入所者が大切に思う人を含む)の生活の質を保つ上で重要である.

患者等が家族等と面会する機会が大きく損なわれることは,患者等及び家族等に精神的不安をもたらし,患者等の権利を制約している可能性があり,医療機関等には,それぞれの施設がCOVID-19 流行前に設定していた通常の面会方法(頻度,時間など)へ段階的に戻す検討が求められる.

2025 年現在,面会の判断については医療機関や施設の判断に任せられているが,その時々の感染拡大状況ならびに社会的合理性も踏まえ,過度な面会制限にならないよう院内・施設内のルールを決定し,また必要に応じてルールを変更する等の柔軟な対応が必要である.

政府が言っていることに対して市立病院は拒否するのか?
それに対する返答がこちら。




いつの間にか面会ルールが感染防止からセキュリティに重きが移ったそうな。
市役所は「院内感染防止」と言っているが。
どうしても面会制限には科学的根拠がないということを認めたくないのね。

そりゃそうだ。
面会制限はコロナ騒動の会食ルールと一緒で何の根拠もなく始まったから。

おぉ神よ、我々は市民に対し何か対策をしているフリをしなければなりません。
どんな対応がそれらしく見えますでしょうか?

ははぁ~ 人数や時間の制限ですか。
さすが神のお言葉であります。

もし、どこかの小市民がツッコミを入れてきましたら?
なるほど~ セキュリティと称して煙に巻くわけですね。
ありがたく受け止めます。

こうやって神の声が降りてきたわけだ。
うるさい厚労省からの通達は無視しとけと。

やはり高々と上げた拳の引っ込みがつかなくなったのだろう。
だから面会制限の目的を感染防止からセキュリティの問題に置き換えたわけだ。

もう一度、冒頭の文に戻る。
医者は科学的知見を臨床応用する学者である。
現在行っている面会制限は“科学的”なのだろうか?

天秤にかけて「入院患者の尊厳よりセキュリティ」と言い出したわけだから、米沢市立病院の面会制限は半永久的に続くということ。

一度入院してしまえばヒトとしての尊厳が著しく損なわれる。
それが嫌だったら今後は自宅で看取るのが最善である。

ABOUT ME

| 開業19年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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