全ての行動を意識していては疲れてしまいます。
配属先での初勤務、初めて入るレストランでの所作など・・・疲れますよね。
中高生で部活に打ち込んだ経験のある方は既に体験しているかもしれません。
ヘロヘロになるまで練習して、その状態から更に追い込んでいくと急に素晴らしいプレーができる感じを。
野球選手ではバッターボックスに立っていたら勝手にカラダが反応してヒットを打てたみたいな。
意識するということは少なからず緊張を伴いますし支点を作ってしまえば流れるようなプレーができなくなります。
無意識レベルでできることが増えれば脳のキャパも増えて楽に生活できるかもですね。
そのためには何をすべきでしょう。
意識領域の無駄なモノを排除して無意識領域を増やしていくこと
ただ、その領域が増えたからといって自然にその隙間は埋まりません。
無意識領域には明確な物体がありませんからね。
流れるようなプレーをするために錐体外路系を刺激する中脳が施術対象です。
まぁこれが難しいんです。
脳の解剖をイメージしながら手を動かしていても中脳そのものを触れることはできませんので実感が乏しいわけです。
でも、これが上手くいくと関節の滑らかさという意味では次元の違う動きができます。
この動きが無意識でできるのは一部のトップアスリートのみということです。
施術でその補佐ができればパフォーマンス・アップに繋がっていきますね。
干渉するときは干渉する。
相手に任せるときは下手に干渉せず見守るスタンス。
勉強と同じですね。親が子の宿題をまるっと解いてはいけませんね。
改めて今回のセミナーで気づかされました。