ぎっくり腰のタイプは4種類ある

まだ米沢市は雪も積もっていないのに病院では転倒者続出で大忙しらしい。
コロナの自粛がこういう弊害をも生み出す。

放っておけば衰える筋肉である。
年齢によっては下手に入院すると脳機能までも落ちてしまう。

どんな人でも明日確実に生きている保証なんかない。
死ぬ間際に「あのとき会っておけばよかった」と悔やんでも遅い。
家族と2年間も会っていないなんて狂ってる!

 

さて、季節の変わり目に多いと言われるぎっくり腰。
決してそんなことはなく年間通してコンスタントに起こる症状。
そのタイプは大きく分けて4種類。

筋肉が原因のケース

これが一番多いパターン。
全体の8割を占めるだろう。

よく「人類は二足歩行と引き換えに腰痛になる宿命を受け入れた」と言われている。
個人的にその理由は半分かなぁと思っている。

人間らしい生活を行えば肋骨に覆われていない腰に負担がかかるという理屈。
部分で見る典型的な西洋医学の考え方。
その理屈が正しければ老若男女みんな腰痛になるはずだ。

同年代の同じ身長・体重の人が同じ作業している。
よくあるのが自分だけ腰痛になってしまうこと。

“腰”という部分ではなくカラダ全体で物事を見ないとね。
二足歩行で得られたのは「歩く」だけではなく「手の器用さ」もある。

指の一本をぶつけて使えないとする。
その動きを補正するため手首に負担がかかる。
手首を守るため肘が過剰に動く。
肘も限界に来たので今度は肩で動く。
肩での補正をするため腰をイチイチ捻ってしまう。

こうやって腰痛が起こっていくのが人間。
上記は手指の例だが足の指一本でも同じことが起こる。

だから腰だけ触って一時的に痛みを抑えても、本当の問題は解決していない。
コルセットは精神安定剤なので、脳が騙されなければ逆効果。
部分的に固めれば更にバランスは悪くなる。

腰椎が原因のケース

筋肉の問題を解決しても動き(特に回旋)が戻らないケース。
腰の骨(腰椎)はそれぞれ左右に10°回る。
それが靭帯のロックで制限されてしまう例。

この場合はモビリゼーションか矯正でロックを外す。
ここまで必要とするのは年に1回あるかどうか。

超レアなケース

約20年間で3件しか見たことない。
内臓系のぎっくり腰がある。

最近は少ないと思うが、昔の東京では「激辛カレー超大盛りを○分で食べたら無料!」という企画がアチコチであった。

それに挑戦した大学生がその例。
前日まで元気いっぱいで動き回っていたのに翌朝ぎっくり腰。

ご存知の通り、腰のお腹側には腸がある。
そこが大反乱を起こしたわけだ。
その腸を守るため真裏の腰の筋肉が防衛反応でロック。

丁寧に内臓の強張りを取っていくと少しずつ筋肉が緩んでいく。
あとは内容物を出し切るまでひたすら食べないでいるだけ。

挑戦に失敗しお店に結構なお金を払い腰を壊すまでになったその大学生、私は好きだ。
そのチャレンジ精神で今頃は大きいプロジェクトに携わっているのではなかろうか。

 

残り2件は仙腸関節の捻挫。
ほぼ整体院に来ることはないと思う。
大抵は整形外科へ直行するだろう。

まず自分一人では立てない。
必ず付き添いが伴うケース。

1mm動くかどうかの仙腸関節である。
そこが捻挫したらエライことだ。

不思議と男性のみがなっている。
女性は大きく壊す前に休むからね~

 

どんなぎっくり腰でもカラダの声は「休め!」ということ。
全部壊れる前に自ら犠牲になって回復のチャンスを与えてくれる。

そんな優秀な感覚を誰しも備えている。
決して痛みと戦ってはいけない。

「この野郎!」ではなく「今まで無視してゴメンね」と対話してみよう。

 

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