段差で転ぶという人は着地するポイントしか見ていない

今年のお盆休みは比較的涼しい日があって助かりました。
13日のお墓参りは寒いくらいでしたもんね。

皆さんも楽しい休暇をお過ごし中でしょう。

今回の東京セミナーもたくさんの気づきがありました。

いろいろ考えて施術していてもなかなか改善に向かっていかない例があります。
大抵の場合は「周囲の変化に順応できない状態にあるカラダ」です。

先日観た『NHKスペシャル 生命大躍進』は大変興味深かったです。

進化というのは奇跡の積み重ねなんですね。

以前にも書きましたがチャールズ・ダーウィンの名言があります。

「最も強い者が生き残るのではなく
最も賢い者が生き延びるでもない
唯一生き残るのは、変化できる者である」

どこを見て歩くか

段差で転ぶという人は着地するポイントしか見ていないので「つまずく」というイレギュラーなことに瞬時に反応できません。

かたや身体感覚が高い人はカラダの動きを細かく把握できているので、すぐ体勢を立て直せます。

日頃から丁寧にカラダを使っている人は大丈夫そうですね。

雑に使ってきた人はその使い方を忘れている場合がありますので感覚の再入力が必要です。

施術者はどこまで入力していいのか見抜きませんと下手したら脳のキャパオーバーで逆に調子を崩してしまう場合があります。

この世界には様々な技術がありますがどの場面で使うかが鍵となります。
基本的に人のカラダは他人からの変化を望みません。
鉄壁のカラダには正面からぶつかっていっても軽く跳ね返されるだけです。

症状に惑わされずダミーを見抜いて本当のボスまで追い込んで初めて発揮されるのが技術です。

一回で症状が改善したように感じるのはダミーをやっつけた時。
ボスはそう簡単に姿を現してくれません。

当院が初回から短期集中で数回の施術をお勧めする理由はボスへの扉を閉じさせずにするためです。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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