先日の「ガイアの夜明け」『枯れてたまるか! ~老後の生き方…新常識とは~』は興味深かったです。
今や高齢者福祉施設でなくても段差のないバリアフリー仕様の所が多くなりました。
そんな中、山口県にあるデイサービスセンター「夢のみずうみ村」では敢えて段差をつけたり手すりをなくすといったバリアフリーとは真逆のバリアアリーを実践。
利用者ができそうなことはスタッフはなるだけ手助けをしない徹底ぶり。
そのお陰で要介護3の改善率が全国平均11.5%に対し「夢のみずうみ村」では76.9%という驚異的な数字。
現状維持で満足するのではなく攻めのリハビリが功を奏したんでしょうね。
米沢にもできてほしいな。
そこを車椅子の状態から利用して要介護2→1になられた小西さんの働く笑顔は本当に仕事を楽しんでいそうです。
介護報酬の矛盾
ただ、今の日本の介護報酬では要介護の数字を改善するほど施設の収入が減っていくといった矛盾も。
日本という国のことを考えるとこの問題は長引きそうです。
当院にいらしてる大正生まれの方は家のリフォームをする際に敢えて段差をつくるようにと指示を出したそうな。
今でも杖なしで歩け、ほぼ自分のことは自分でするので家族も楽なのだそうです。
当院も敢えて段差や階段をつくっているので高齢者には優しくないかもしれません。
考え方的には施設代表の藤原さんと近いものがあります。