本当の変化とは脳が納得するまで

カラダの癖=脳の癖
そう考えてもいいのではないでしょうか。
カラダを制御しているのは脳ですからね。

慢性腰痛のMさん。
「初めて1カ月間、腰痛と無縁で生活できました」と。
嬉しいご報告ありがとうございます。

原因は姿勢の問題が一番だったわけですが、いきなりは変わりません。

正確に言ってしまえば「整体で形を変えることは、さほど難しい問題ではありません」

でも、施術者側からの一方的な情報入力は間違いなく脳の抵抗に遭います。
脳「そうは言いますけどね、こっちにも都合があるってもんで」

調子は悪くても、その状態で何十年も使ってきたカラダですよ。
そう簡単に他人の意見なんか聞き入れないわけです。
なので少しずつ脳にお伺いを立てながら入力していかなければなりません。

Mさんの場合、初期の段階で内臓の問題が影響していました。
いくつかの怪しい食材があり、ご自宅で検証してもらいました。

4回目の時点で辛い料理が悪影響を起こしていると判明。
腸の真裏が腰ですからね。

内臓を守ろうとする姿勢がイメージできますか。
軽く前傾姿勢になり、構造的に不安定な爪先側で立ってしまいます。

内臓系の問題が解決しましたので、どんどん入力を増していきます。
脳が納得しやすいように頭蓋骨の調整も入れて。

そこから6回目の施術を迎え踵体重が自然に身につきました。
これで慢性腰痛から脱出できたわけです。

 

Kさんのパターンは珍しかったです。
飛び級をされたのは久々でした。

一年間に1回は必ずギックリ腰になります。
脊柱がストレートで生理的湾曲がほぼありません。
腰よりも先に背中の丸いカーブを作りませんとね。

セルフケアを行っていただいていましたが、お仕事の忙しさがピークに。
思い箱を何十回も持ち上げなければなりません。

そんな中、背中の丸みを意識して持っていたら、お腹の奥に力が入るようになり楽に持てたとのこと。

ここでの“お腹の奥”というのは大腰筋でしょう。
私が何も伝えていないのに、いきなり使えるようになりました。

そこはもっと先になってから使えるようになればと思っていましたから、一気に飛び級をしました。

これで骨盤の前傾・後傾が容易に動かせます。
あとは急に動いたぶん馴染ませる時間が必要ですね。

例えば施術で関節の可動域が良くなったとします。
その状態で何も考えずに動きますと大抵は翌日に筋肉痛になります。

今まで長年眠っていた筋肉が急に適応できるはずがありませんからね。
ゆっくり確かめるように動かしていくのが理想です。

そうやって脳とカラダの動きを一致させることが「本当の変化が得られた」と考えます。

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