お酒を飲んだあとはラーメンが食べたくなるわけ

さんざん食って飲んで・・・えぇー先輩! また食べる気ですか?
大抵は“締めのラーメン”として千鳥足で向かうのでしょう。
沖縄は“締めのステーキ” 札幌は“締めのパフェ”
それぞれ地域による文化の違いでしょうかね。

勘違いの空腹感が原因

まずは簡単にアルコールを解毒するのは肝臓ですよね。
その解毒による酸化反応でアセトアルデヒドに変わります。
これが十分に分解されず体内に残ると二日酔いの原因に。

いわゆる酒豪の人というのはアセトアルデヒドを素早く酢酸に代謝できるのです。
酢酸は血中をめぐり、やがて水や二酸化炭素に分解。
そのまま尿や汗・呼気にて体外に排出。

こういった物質の変換には大量のエネルギーが必要です。
「ガソリンが無いと走れねぇんだよ」という感じ。

クルマはそうですが、ヒトは血中のブドウ糖を代謝することで得られます。
休みなくアルコールが体内に入ってくるということは、大量のブドウ糖の消費が必要で一時的に血糖値が低下。

すると「なんか腹減ってきたな」と勘違いの空腹感を引き起こします。
手っ取り早く炭水化物が欲しくなるという流れです。
締めのラーメンを欲しがる人は完全にカラダから騙されています。

「もう3日間もまともな食事していないんだ」という人が、たくさんある食材の中から炭水化物を避けて野菜を選ぶはずがありません。

でも、お茶漬けやうどんでも良さそうな気もしますがね、どうしてラーメンなんでしょう?

特にビールやワインを大量に飲酒した人ほど、しょっぱいラーメンを欲するでしょう。
それはカリウムと塩化ナトリウムの対の関係から。

100mlあたりのカリウム含有量
・ウイスキー:1mg
・日本酒(純米):5mg
・ビール(淡色):34mg
・ビール(黒色):55mg
・ワイン(白):60mg
・ワイン(赤):110mg

体内でカリウムが増えると、その崩れたバランスを補おうとして塩化ナトリウムを欲します。
それが濃い塩味の食べ物を欲してしまう理由です。

 

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