こんな間違いは二度と起こしてはいけない

昨日までの東京で今月熱中症で亡くなったのは79名。
これを多いと見るか?

厚労省の統計によると熱中症の死亡数は1993年以前まで年平均67人だそうです。

果たして温暖化とエアコン不使用だけが原因でしょうか?
高齢者の死亡者は増加していますが、乳幼児は減少傾向です。

京都女子大学名誉教授の中井誠一氏が分かりやすくまとめています。
「熱中症をめぐる最近の動向と歴史的変遷」
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=358724

 

私が知りたいデータは高齢者の熱中症死亡者の内訳。
高血圧という持病があったのか?
そして降圧剤を服用していたのか、否か?

厚労省が定めている血圧の基準の推移がこちら。

収縮期血圧(いわゆる上)の目標値
1987年:180mmHg 以下
2004年:140mmHg 以下
2008年:130mmHg 以下

高齢者にとっては厳しい目標値ですね。

血管もある意味、筋肉です。
高齢者へ若者のしなやかな筋肉を求めるのは不可能でしょう。

当院にいらっしゃる高齢者で元気なのは、なぜか薬を飲まない高血圧の方。
降圧剤服用の方は総じて元気がありません。
ただの思い込みならいいんですが…。

運動中に水分を摂ってはいけない

おそらく40歳代以上の方にとって学生時代はそれが常識でしたよね。
うさぎ跳びの経験者はほぼ間違いないでしょう。

上記のグラフをご覧になっていただければ分かりますが、10代はほぼ運動時に亡くなっています。

1986年 7 月に発生した千葉県の小学校 5 年生のソフトボール少年の罰練を原因とした熱射病による死亡事故をはじめ、7 月 8 月を中心とした夏季の炎天下に体罰としてのランニング(罰ラン)等を子どもらに強制し水を摂らせないために熱射病をきたして死亡事故に至る例は、毎年のように続いている。

わずか15年の生涯、その最後の言葉が「先生、水を飲ませてください」だったサッカー少年の例もある。

東京大学大学院教育学研究科身体教育学講座 「健康を支える水」より
https://www.niph.go.jp/journal/data/56-1/200756010002.pdf

常識って何でしょうか?
人が死ぬかもしれないのに水を与えない常識って…。

現代にも当てはまります。
コロナでマスクをするのが常識という誤った報道。

誰ともすれ違わない田舎の散歩道でも。
一人通勤のクルマ内でも。

その光景を目にする度に思います。
常識を疑ってみませんか?

 

毎年冬になればインフルエンザが流行します。
夏の間はどこにウイルスがいるんでしょう?

ウイルスは細胞がありませんので生物ではありません
だからヒト(宿主)のカラダを借りて生き延びているのでは?

そう仮説を立ててみます。

冬になって体温が下がり免疫が落ちたときに活性化。
ヒトは何らかのウイルスと常に共存していますから。

夏風邪を調べたらインフルかもしれませんね。
今回のコロナはどうなんでしょう?

こんな感じで誰も証明していませんが、私は報道を鵜呑みにせず常識を疑って生活しています。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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