いかにも「ガンバってます!」というパフォーマンス。
先月から秋の運動会シーズン突入で学校の先生と話して共感した。
先輩「声を出せ!」
後輩「オス!」
先輩「もっとだ! もっと腰を反れ!!」
後輩(そんなんで声出るわけねーだろ、バ~カ)
ここでの後輩とは私のこと。冷めた高校時代だった。
お天道様に声を届けるならまだしも前に声を届けるわけだから胸郭は丸いほうがいい。
腰を反らせ横隔膜の動きを制限してどうすんだって感じ。
学校の教師として効率の悪い声の出し方は承知で「あ~可哀想だな」と見ているしかないらしい。
腰の反り具合が採点基準になるので。
運動会では定番の綱引き
米沢市内の某幼稚園では綱引き中ありえないことに綱が真っ二つに切れたらしい。
ケガ人がいなくて何より。
ここでも「腰をもっと落とせ!」と声を張り切る人がいるが逆である。
腕力で引くのならまだしも人間脚力のほうがパワーがある。
地面と脛骨の角度が鋭角になるほど足が地面から受ける摩擦力が薄れてしまう。
なるだけ腰を高くし膝が軽度屈曲くらいがちょうどいい。
応援合戦と違って腰の落ち具合は点数に入らないはずだから、力が拮抗していれば上記のやり方で勝てるだろう。
ただ「一生懸命引いてるぜ!」というパフォーマンスにはならなく、見ているほうはつまらないかも。
やはり運動会というのは勝ち負けではなく楽しむことに意義がある。