「痛い」という言葉を連発していると、たまに脳は勘違いしてしまうんですよ。
痛い→イタイ→いたい→居たい
脳「そっかそっか、痛みを消してほしいんじゃなくて、ここに居てほしいんだな」
まだ口に出せる人はいいんです。
問題は全てを自分だけで解決せねば!と抱え込む人。
つまり、悩みを他人に話さない傾向にある人。
話さない→ハナサナイ→はなさない→離さない
より悩み(痛み)をガッチリつかんで離さなくなるのです。
刑事ドラマの取調室ではないですが「どうだ、吐いたら楽になるぞ」みたいな。
“出す”という行為は基本的に気持ちよくなるようにできています。
呼吸でも吸うより吐いたほうがリラックスします。
食べることも見ているぶんには「いいね~気持ちいい食べっぷり!」となりますが、本人は食べることで「いや~気持ちいいな」とはなりません。
逆に排泄で尿や便がスッキリ出ると気持ちいいですよね。
物理的にも気持ち的にもカラダから出して楽になりましょう。
緊張状態から抜け出す
ときに人は自分の理解が及ばないものに対し、攻撃したり強い拒否反応を起こすことがあります。
「コロナ怖い」
こういう言葉を使い続けた人は緊張状態から抜け出せていません。
一年以上経っても、この感情が残っているとしたらマズイ状態です。
冷静さを失って正常な判断ができていないでしょう。
コロナに関して判断する材料はもう出揃っています。
過去の感染症との違いを分析するには多少の知識が必要ですが。
ニュース見ていて少し心配になったのがトイレのハンドドライヤーが利用再開されたことについての街角インタビュー。
「研究の結果、使用してもウイルスを飛散させる科学的根拠はなかった」となったわけです。
ところがマイクを向けられた女性は「でも・・・やっぱり怖いです、これからも使いません」と。
こんな感じです。
まだ『コロナ怖い病』から抜け出せていません。
おそらく誰が何を言っても変わらないでしょう。
いつか自分で気づくしかありませんね。
だからといって「まだ分からんのか!」と攻撃してもムダ。
騒動で分断された人たちが互いを認め合うまでは時間が必要。
相手を思いやる感覚も持ち合わせませんとね。