湿度60%で生きていく

快適にくつろぐため部屋の湿度は50~60%を保つのが理想。
それが低すぎても高すぎても不快になる。
特に湿度が90%になれば不快指数MAX!

これはヒトのカラダでも一緒。
成人の体内は60%が水分。
高齢者は50%。

水を飲めば飲むほど血液がサラサラになるなんていう話は迷信。
細胞内に入りきれなかった余分な水は血管外に溢れるだけ。
それが浮腫みという症状をつくる。

現代は良くも悪くも空調設備が整いすぎて、どこに入っても快適な気温で過ごせる。

それによって発汗のチャンスを奪われているのだ。
ここ最近のサウナブームは自然な流れかもね。
皆んな本能的には気持ちよく汗をかきたいんだよ。

水は飲み過ぎたら水毒

つい先日行われた『東京マラソン』だが、給水所でランナーが水分をガブ飲みするかというと、せいぜい1~2回口に含む程度。

あんなにハイペースで走っていてもそんなもんだ。
余分な水分はパフォーマンスを落とすからね。

筋肉に熱が適度に入っていれば問題なく走れる。
しかし、余分な水分で冷やされると筋肉の活動量は低下。

昔から「喉が渇く前に水分補給がいい」と言われている。
それはどうかな~

満タン給油から少ししか走っていないクルマに給油しようとしたら、タンクから溢れて悲惨な目に遭う。

水分は細胞に収まる程度で十分。
食事以外に2L近く飲んでいたら確実にオーバー。

自然の摂理からすれば「出してから入れる」
呼吸も食事もそう。

水分も汗や尿で排泄されたら摂取が自然。
喉が乾かないうちに飲んでいたら細胞が吸収しないと思うけど。

脱水症は怖いが水毒症も怖いよ。

だから常にカラダの感覚を正常に保って、判断を誤らないような生活を心がけよう。

 

 

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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