当院では初回時に「しっかり改善していきたいか否か」のどちらかを選んでいただいています。
それによってどこまでアプローチするかが変わってきますので。
計画的にレベルアップしていく方法とその場だけ無難に合わせるのでは違いますよね。
施術してから数日後、来たときより逆に調子悪くなった経験ありませんか?
施術者の意図でそう仕向けることもありますし予想より変化が大きくなってしまった場合など。
層が移行する
カラダのレベルアップといってもずっと上に上がり続けるわけではありません。
一つの層での上下ではなく、いくつかの層になっているという考え方をします。
レベルが上がるほど数値が減っていくという見方で下図を見てください。
私が書いたものなので「字が汚い!」というツッコミはなしでお願いします(笑)。
数値が90台の層で生活している人は99の状態がドン底で91が絶好調という感じです。
あくまでも90台という層の中では絶好調ということです。
その人が91で満足せず更に上を目指したいという場合は一時辛い思いをします。
今度は80台の層に移行するからです。
91→81とすんなり行くわけではなく89からスタートするんですね。
当然80台ではドン底なので「また元に戻った」と勘違いしやすくなる人もいます。
できることが増えたぶん感覚が鋭くなってきているだけなんですけどね。
そこからまたレベルが上がっていくと「調子がいい」という意味合いが90の層とは変わってきます。
先日は30歳代の方に小学生時代からの既往歴の部分にアプローチしました。
「目先の楽さ」を求めるだけだったらそこを触れなくても上辺だけの変化でもいけたはずですが…。
触らぬ神に祟りなしです。
結果的に昔の感覚を呼び覚ましてしまい絶不調になってしまいました(謝)。
層が変わるので私の中では想定内の変化でしたが受ける方にとっては辛い時間だったそうです。
その後は関節の軸合わせをして85位まで上がり、ようやく安定してきました。
最終的には位置情報の変化を脳が受け入れてくれますとOKですね。