咳止め薬が薬局から消えたんだって

都心部だけの話かと思っていたが、いよいよ地方にもその波が来たようだ。
困ったことに本当に必要とされる方へは行き渡らない。
製薬会社の年間スケジュールは決まっているから「咳止め薬」だけを急にはつくれないのだ。
それにわざわざ薬価の低い咳止め薬をつくりたくない事情も。

先日は和歌山で薬剤師の学会があって出席してきた方に聞いた。
ヘルスリテラシーの話題では日本がベトナムより低い値でショックを受けたそうな。




残念ながらこれが現実。
3年前にも記事にしたことがある。
風邪の症状で抗生物質欲しい人? は~い!

その薬剤師さんは言っていたが、現状を変えるには「小学校の授業にヘルスリテラシーを組み込まないと」と。これには私も同意した。

「知っている人は知っている」では何も変わらない。
日本全体を変えるには義務教育から始めないと。
いくら周りで熱中症が出ても無意味なマスクは外せないし、無料のうちにワクチン打っとかなければと考えるのが日本人。

医療のホントのところ

それは病院で絶対教えてくれないだろうから義務教育を終えた大人は自分で調べるしかない。

一番はコクランレビューがオススメ。
医学知識がなくても「平易な要約」を読めば一般の方も理解できるはず。
厚生労働省 eJIM

偏差値が日本の上位5%の医師といえども一人の人間だから時には間違えもする。
特に医療は日進月歩だからね。
医師から言われたことと科学的根拠のあるコクランの記事を照らし合わせて、どちらが自分に納得できるか。

ホントのところを知ることで一人あたりの医療費が下がれば国全体の支出が抑えられる。
当然医師の収入も下がるが健康的な日本人が増えることは喜ばしいことだ。
医師の大半が億ションに住んで高級車を乗り回していれば、それだけ国民が不健康だということ。

現実は数日寝ておけば勝手に治るような風邪・インフルエンザでも、せっせと早起きして病院で順番待ちをする。
そんな人種は世界中で日本くらいなもんだ。
風邪で病院へ行かないのは決して健康保険に入っていないだけが理由ではない。

日本人の大半は「薬が病を治してくれる」と本気で信じているのだろう。
だから先進国の中でもヘルスリテラシーが低いままなのだ。
「風邪で病院へ行く」という今までの常識を一度疑ってみよう。

記憶に新しいと思うが、今年は真夏なのにアチコチで集団感染が発生し学級閉鎖になった。
どうかしてるぜ。
幼少期から医師に出されたものを疑いもせず飲み続けたツケなんだよ。

どんどん免疫を下げられて、ただの風邪すらも自分で治せなくなったのか?
一体真冬には日本列島がどうなっていることだろう…。

ABOUT ME

| 開業18年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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