高齢者への手術を考える

86歳 軽度認知症 ゴルフボール大の乳がん
手術するか否か?

人によって結果は変わるので全ては「タラレバ」の話。
でも日頃から考える癖をつけておくと、いざというときに迷わない。

結果的にご来院の方の選択は手術回避で投薬のみ。
しこりは約5cmだったのが2cmに減少。

本人にがんの自覚はない。
この状態で手術・入院して認知機能が悪くなれば、その後が大変。

医師は家族に選択肢を与える。
どんな選択をしてもリスクは伴う。

「正解(最善策)は誰にも分からない」
一度自分で決めたら信じて進むのみ。
誰恨むことはない。

大事なのは意思疎通が取れている間の話し合い。
大病を患ったら積極的な延命を望むか?

もし意識がなくなっても、その前に本人の意向が固まっていたなら家族はさほど悩まずに選択できるはず。

私の両親は健在だが、もしものときの決断はもうできている。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

SNSでもご購読できます