日頃の行いがよければ、ご縁というのはちゃんとあるものです。
精神的に病み会社を辞めざろう得なくなり病院に通いながら当院で施術していた方。
症状の緩和と共に薬の量を減らしていく方針の担当医師だったのでプラスに働きました。だからその病院は地元で一番人気があるんですね。
最初の頃は家から外に出ると胸が苦しくなってしまうので行動範囲が限られていました。
『虫の息』と呼んでしまっては失礼ですが初診時は「生きるため最低限の呼吸数に留めています」みたいな感じでした。
横隔膜のせいなのか肋骨下部が前方に開いていて私が初めて触れる形です。
体重は落ちる一方で増やすために食べると胸焼けを繰り返しています。
書くと長いので割愛しますが施術は頭に大汗かいて色々しました。
本人のやる気を引き出す
2年前の秋に短時間のパートで働けるようになります。
翌春には自信がつき8時間も勤務できてきました。
内臓系も機能が元に戻ってきて体重が過去最高に。
そしてこの4月、晴れて正社員に登用してもらいました。やったね!
勤務態度が真面目なのを社長はちゃんと見ていてくれたのでしょう。
昨年は出勤日数が減るG.W.を心から楽しめなかったそうですが今年は問題無いですね。
「基本給がある正社員はやっぱりいいもんだ」と数年ぶりに思ったそうです。
そういう経済的・精神的な安定感もあってか先日施術した時はハの字形だった肋骨が普通に丸みを帯びていました。
人間の治癒力ってすごいもんです。
普通に働けて普通に食べられて普通に眠れるってホントはすごいことなんです。