月に1回のメンテナンスをされているSさん。
先月施術した翌日に救急車を呼ぶ騒動にまで発展。
何が起きたのか?
昨秋に転職され、慣れない仕事の日々。
そこに家のゴタゴタも加わり疲労困憊。
弱ったココロに脳は「まだ頑張れる」と毎朝発奮させてきます。
でも、度々めまいという形でカラダは気づかせようと働きかけてきていました。
そんな状況で迎えた施術当日。
開口一番「どうしたんですか、その顔?」
口の周り全体に赤い発疹が点々と。
「この1カ月いろいろあって生理まで止まってしまいまして…」
今までにないくらいの背中の緊張。
背骨沿いの過緊張は真っ先に自律神経を疑いましょうね~
そこにホルモンバランスまで崩れてしまいました。
そこまでカラダは追い詰められているのに脳はムチを打って働かせる。
異常事態に気づいていないのか「本当にまだイケる」と勘違いしているのか。
施術によって各部位一つひとつ現実を脳に知らせます。
「回復までに2~3日かかりますからね」と伝えて。
道路上で激しい動悸 119番に通報
それは施術の翌日、幼稚園へ送迎中の出来事。
対向車が突然自分のほうに向かってくる。
「あ~!!」と叫ぶと同時に回避。
そこから激しい動悸で呼吸がおかしくなる。
ハンドルを握る手が強張って操作も不自由に。
たまたま空いていた店舗の駐車場に滑り込んで停止。
よく見ると手が死人のように血の気を失っていた。
こんなときなのに子どもは「オシッコ~」と。
意識も遠のいてきて最後の手段としてスマホを取り出す。
しかし指が屈曲したまま硬直していてタップできない。
シートにスマホを置いて指の第二関節で1・1・9
これで何とか救われた。
運ばれた病院での検査では特に問題なし。
自律神経の異常は数値に表れにくいからね。
その後、仕事はしばらく休むことにして静養。
今回の来院時では肌も正常になり背中の過緊張も程々に。
脳はよく勘違いします。
正確なのはカラダの声。
発せられる小さな声も拾ってあげてね。