たまには風邪を引いてカラダの大掃除を

個人的には年に1~2回、風邪を引いてもいいと思っています。
“カラダの大掃除”という目的でね。

普段運動等で体温を上げる機会がない方は特に。
体温を上げるにはエネルギーが必要です。
だから体力のない高齢者ほど、風邪を引いても微熱で終わってしまうのです。

大抵のエアコンには冷・暖房機能が備わっています。
どちらが電気をより消費するかといえば暖房ですね。
ヒトもエアコンも熱をつくるのは大変なんです。

体温は何度まで耐えられるのか?

イギリスの研究機関によると脳の平均温度は38.5℃らしい。
わきの下で測る体温+2℃と考えればいいかな。
細胞の死ぬ温度が42℃として40℃未満までなら大丈夫でしょう。

普通の風邪やインフル・コロナでも症状が長引く人の特徴は早々と解熱剤を飲んだこと。
かたや1~2日で快復した人は39℃でも解熱剤を飲まなかったこと。

薬より免疫による体内の大掃除のほうが早く良くなるようです。
40℃になりそうだったら「免疫さん今までお疲れさま! あとは任せて」と解熱剤を飲めばいいかな。

微熱が人力、高熱がブルドーザとします。
風邪で荒れた体内を人力で掃除していたら時間かかります。
そこは一気にブルドーザで不要になった物質を掻き集めれば早いのです。

だから、たま~に高熱を出して大掃除したほうがいいと考えます。
安易な解熱剤の服用は症状を長引かせるだけ。
一時的なブルドーザの騒音は温かく見守って。

ABOUT ME

| 開業16年目の整体師

健康や姿勢のホントのところを伝授します | ひだまり整体院 院長 |【経歴】東京で長年の腰痛を克服し地元の米沢市で開業 ●山形県で唯一の姿勢分析師 ●妻子とネコの4人暮らし

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