シドニー大学の調査によると世界で一番座っている時間が長いのは日本人。その時間、なんと7時間!
そうなると、どの国よりも真剣に長時間座位による健康リスクを考えなければなりません。
・強制的に時間を決めてオフィスを歩き回る?
ちょうど集中が途切れているならいいでしょうが、ノッているときは非現実的。
私が考えるのはトップ選手たちが普段行っている座位姿勢をマスターすること。
コートやフィールドで最高のパフォーマンスを発揮するためにOFFは脱力しています。
座っているときに筋肉を20%使ってしまったら本番では80%しか使えません。
これを極力0%に近づけたいわけですね。
いかがでしょう?
目線はノートPCですが理想的な巻き肩になっていますね。
こちらも大変参考になりますよ。
鼻の穴と耳の頭が並行を保ってバランスよく骨盤に頭蓋が乗っています。
こちらは立っていても理想的な胸椎後弯しています。
運動パフォーマンスが高い選手はだいたいこんな感じ。
これを「真っ直ぐにするのが正しい」と、誤った知識を入れる学校教育。
それでは小学生の時点でこれから伸びていく芽を刈り取ってしまいます。
呼吸・血流いろいろ考えても上記の姿勢が理想的。
背筋ピンッの人と比べて7時間後の筋肉の強張りは雲泥の差。
脱力することで脳に多くの酸素を届けてパーっと仕事を早く終わらせて定時で帰る。
余った時間でスポーツや趣味にいそしむのが豊かな人生ではないでしょうか。