100円均一の商品が5,000円のモノに勝つこともある

一日の大半を安全靴で作業するTさん。
立位は「今すぐにでも走れますよ」的な爪先踏ん張り型。

自覚症状通りに夕方頃には膝や腰が疲れて毎日ヒーヒー言っているのが理解できます。
まったくと言っていいほど骨が体重を支えきれていませんから。

当院へお越しの前に職場の同僚から勧められたインソールを5,000円で購入されたそうです。
土踏まずのアーチを埋めるような凸凹タイプですね。

それを入れてからというもの毎晩ふくらはぎをつるようになって余計酷くなりました。
そりゃそうですよね、必要なスペースをインソールで埋めちゃったんですから。

ヒトの足裏は三点で立つ構造になっています。

その三点を結ぶラインがアーチ構造で楽に立って歩くには必要不可欠です。
アーチに関しては身近なもので眼鏡橋が挙げられます。

このように昔の石造りの橋は真っ平らではなく絶妙なアーチ構造で支えられています。
アーチがなく平らだったら圧力が分散できず、今頃は崩れ落ちているはずです。

ヒトも同じで足裏のアーチを失ったら歩く度に衝撃がダイレクトに加わりますから早々と疲労します。
ですから元々備わっている土踏まずのアーチはインソールで埋めてはいけないんです。

上記のことをTさんに伝えたら早速対策を講じたようで100円均一に行ってきたみたいです。
そこで凸凹のない真っ平らなインソールを買ったら嘘のように足の痛みが消えましたとのご報告。
100円均一では耐久性は望めませんが凸凹よりはマシですね。

今回の症状はインソールというアイテムが原因でしたので早期に改善しました。
意外なものが原因ってよくあることなんです。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*