大きいシューズを買ってから膝が悲鳴を上げるまでの解説

「本当はもっと長く走りたいんです」と訴える方がいます。 約5kmを超えると膝痛になってしまう愁訴。 股関節の捻れが強烈で気持ちは真っ直ぐでも実際は着地の度に膝へトルクをかけている状態です。 これでは膝が悲鳴を上げるのも分…

同じ箇所を壊してしまう方は動きの記憶が更新されていない

今は脳の記憶について勉強しています。 おもしろい内容なんですが深い部分はページをひっくり返しながらなので理解するまで時間かかります。 先日は会話の中で飛び出したワードがきっかけでいつまでも記憶に残り、夢にまで出てきちゃい…

身体測定から座高が消えたのは「意味がない」という理由

先日学校の先生から聞いた。 「測定する意味がないから」という理由で今年度から座高測定は廃止されたらしい。 そうか、意味がないのか…。 個人的には背骨のカーブを知る、いいきっかけだと思うのだが。 身長に対して座高が高いとい…

自然の変化にすぐ適応できる人が勝負に強いわけ

接骨院経由で来院された高校生。 保険診療と自由診療の中身は違いすぎるので比べようがないんですよ~という話から。 右足が痛くて原因もその箇所にあれば保険診療でいいと思います。 その高校生は全然違うところなのでね・・・保険で…

ゴルフで左脚が地面に突き刺さるイメージ

昨日は帰省する度に来院する大学生の施術をしました。 前回の調子よかった記憶が徐々に薄れてきたようで。 アスリート食のお陰で高校生から比べて無駄な肉がなくなり締まってきましたね。 指導はプロゴルファーから受けているそうで練…

靴のプロがせっかくアドバイスをしても拒否される現実

先日の山形新聞には老舗履物店の記事が載っていた。 県内で唯一の上級シューフィッターのいるお店だそうだ。 個人的にはこういうお店が増えて足のトラブルを抱える方が一人でも減っていけばと願っている。 だが、チェーン展開する靴屋…

「心身ともに」とはいっても心→身は難しいパターン

1カ月以上仕事ができないくらいダメージが残っていた方。 ようやく復帰できて最初の休日に来院され「復帰する前は不安でしたが行ってみたら大丈夫でした」とご報告を受けました。 嬉しいご報告ありがとうございます。 肉体的なダメー…

「気づいたら治ってた」が理想的な回復の流れ

施術後すぐに「いや~すっかり良くなりました」というのは嬉しい反面、危険な言葉である。 回復作業というのは睡眠中に行われるので、施術後すぐというのはそこに足を踏み入れた状態にすぎない。 施術後すぐがピークになってしまうと翌…

精度を高めれば大腿の緊張が一気に緩む

これが常にできればいいんだけど…。 週に3回はジムに行って運動をしてくる方。 今まで普通にできていたのに最近できなくなった動きがあると。 再現してもらうと下肢の連動がなくギクシャクしたロボットみたい。 先に動きを妨げてい…

整体で可能なのは馬を水辺に連れていくことまで

右肩を挙げると痛みが出るという方。 それまでのメンテナンスでは特に異常は見られなかった。 少し左足の捻れが気になったが特に生活スタイルが変わったわけでもないのでスルーする。 その時は指の調整にハマっていた頃だったので指先…

故障が多い中高生は総じて靴が足にフィットしていない

メーカーは個人の好きずきであって決して強制してはいけない。 スポンサーに入ってもらっているプロは別として部活動レベルではね。 ある学校の部活動では顧問の先生が好きなメーカーがあって部員のシューズはそれで統一しているそうな…

慢性腰痛の人は骨盤と腰椎で動きが分離している

カラダのレベルが上がっていく段階として必ず通らなければならない過程がある。 それは、使えない(感覚がない)部分が使えるようになること。 ただ、どんなに使えるようになったとしても患者さんがそこに意識が行かないと施術の効果は…