股関節

施術している側が羨ましくなるカラダ

5月下旬に来院した高校生。 2週間前に右ハムストリングを肉離れし、その流れで右膝の屈曲ができなくなり部活のスタメンから戦線離脱。普通に歩くのもままならないので毎日親の送迎で学校に通っています。 ケガ以降は接骨院に通ってい…

股関節を精度の高いボールベアリング状態にする

ちょっとでも恰幅のよろしい方が膝や股関節を痛めて整形外科に行けば間違いなく言われるのが「体重を落としましょう」ですね。 痩せている方が同じ症状で行けば「筋力不足が原因ですから筋トレしましょう」となります。 「そんな単純な…

検査は「病名を見つける」のと「疑わしき病名を排除する」事

外傷性でもないのに整形外科で検査を受ける方もいれば、派手に転んで腫れ上がっても行かない方もいます。 その差は何でしょうね。 以前に下肢のシビレで来院され施術した方が半年ぶりにお越しになりました。 私が行った検査では股関節…

X線で異常なかった骨がMRI診断では骨折していた例

整体にとって最も気をつけなければならないのが骨折を始めとする禁忌症。 何の情報もなしにカラダに触れるのは怖いので問診やテストでリスクを減らしていく。 そのはずが見誤ってしまってショックを受けた症例。 3年前からいらしてい…

顎関節は股関節の影響を受けて歪む

だいたい春夏秋冬の3カ月に1回というペースでご来院される方。 「前回やってもらった翌朝鏡を見たら頬骨が上がっていて目が大きくなっていたんですけど…」 今回も同じようなことを施術してもらいたいらしいですが。 (何やったっけ…

「気づいたら治ってた」が理想的な回復の流れ

施術後すぐに「いや~すっかり良くなりました」というのは嬉しい反面、危険な言葉である。 回復作業というのは睡眠中に行われるので、施術後すぐというのはそこに足を踏み入れた状態にすぎない。 施術後すぐがピークになってしまうと翌…

歪みがなくなった状態の副産物は足冷えの解消

岡山県の高梁市は太っ腹! 4人目の子どもが生まれると100万円を支給する取り組みが始まったようです。 私の同級生も4人子どもがいますが惜しい、ここは緊縮財政の米沢市だったね。 昨日お越しの方は3人目の妊娠中から調子が悪く…

QOL(生活の質)向上のため整体を受けに来る方

開業当初からご来院されているSさんは今年で8年目になるんですね。 当然ながら私もそれだけ歳を重ねているわけです。 先日の施術中ぼそっと言っていました。 「私はこれから隠居生活に入るの」 「水戸黄門みたいですね」 好きなと…

ギャンブルのような施術で変化を拒む壁を壊す

長年の症状は上っ面だけの施術では変化しません。 今回は結構悩まされました。 酷くなると歩くのもやっとという左股関節痛。 場所的に内臓系の問題は外せないので、そこからアプローチ。 3回の施術で日常生活には支障なくなったんで…

病院の「現状維持で良しとする」考え方が分かった気がする

己の無力さを実感した出来事。 昨年転倒で両脚を骨折しリハビリを続けられていた70歳代の方。 まだまだ仕事を続けたいし、そのためにはスムーズに歩きたいとのことで先月来院。 確かに歩行はおぼつかず関節の可動域もかなり低下して…

何歳であろうとも目標を持とう!

先月から施術している80歳過ぎの患者さん。 主訴は10年以上前からの脚のシビレで、病院では「歳も歳だから…」と言われ諦め気味。 問題は昔からの心配性。 調子良くなって動けていても少し痛みを感じただけで「もう歩けないかも」…